西暦2000年。長野山中の九郎ヶ岳において謎の遺跡が発掘されようとしていた。しかし、遺跡の中に置かれた棺の蓋を開けた時、突如現れた謎の存在によって調査団は全滅させられてしまう。調査団殺害犯の手がかりを得るため遺跡を調査していた長野県警刑事・一条薫の前に、無断で遺跡に入ろうとする若い男が現れる。問いただす一条に、その男は冒険家・五代雄介と名乗った。
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やがて復活した異形の者たちが長野近郊に出現し、人々を無差別に襲い始めた。雄介は、遺跡から出土し警察に保管されていたベルト状の遺物から戦士のイメージを感じ取り、冒険家の勘に従いこれを腰に装着。雄介の体は気合と共に装甲に覆われていく。変身した雄介は県警を襲う怪人に立ち向かい苦闘の末に敵を一時退け、一条に向けて得意のサムズアップをキメるのだった。
だがこの騒動は、やがて起こる"未確認生命体事件"の序章に過ぎなかった…
特徴
モチーフはクワガタムシで、東映の「漢字で書ける名前」という要求で「クウガ」と命名されたとされている(漢字表記では「空我」)。以前のシリーズ作品では基本的に世界観の関連があったが、本作は一応別の世界観と据えられた。また、劇中で「仮面ライダー」という語を用いることはなかった。しかし、従来の仮面ライダーシリーズのオマージュとも言えるものが、台詞や設定の随所に盛り込まれており、ファンサービス的に過去のシリーズとの繋がりを匂わす描写も、例えば、城南大学の本郷教授という人物の事が本編で語られるが、特徴が本郷猛=仮面ライダー1号によく似ているなど、いくつかある。
以前のシリーズ作品との大きな違いには、「改造人間」「地球の支配を目的とする悪の軍団」「戦闘員」などの設定がなくなったという点が挙げられる。医療技術の進歩により臓器移植手術などが多く行われるようになった情勢を考慮すれば「改造人間」を異形の者として描写することには抵抗があり、東映も「改造人間ということによる影を持った主人公にしたくない」ということで新設定となった。これに関して倉田てつをは「今のライダーは楽でいいねえ。俺のときは『改造人間』という設定だったんだ」とコメントした。
また本作は、円谷プロ制作の『ウルトラマンティガ』(1996年)と同様、従来の特撮ヒーロー番組にはなかった新たな試みが随所に見られる。身近な恐怖を演出するための現実感と、特撮ヒーロー番組にありがちだった多くの矛盾点を解消させるため、整合性を重視し、「グロンギ族は独自の言語と文化を持つ」「クウガと警察が協力する」「技名を叫ばない」などの設定が生まれた。作劇においては(従来ではスポットの当たりにくかった)「回を追うごとの周囲の人々の変化」や「社会におけるヒーローと悪の存在の認知の過程」が描かれるなど、ヒーロードラマの視点だけではなく、一般ドラマの視点も重視している。このため、1話30分以内では1エピソードを満足に描き切れないということで、基本的に前後編の「2話で1エピソード」というスタイルを取っている。このスタイルは以降の作品にも引き継がれた。
商業面では変身ベルト等の人気で好成績を記録したが、ドラマパート重視の作劇により、結果的に戦闘シーンが極めて短いエピソードが生じたり、10月に発売されていたクウガの最強形態が、翌年1月の最終回直前まで本編に登場しない(出番も1、2分程度だった)等の展開が行われた他、逆にスポンサーの玩具会社の担当者も知らなかった新形態が登場し、急遽その商品が開発・発売される等、販促番組としても異例づくめの記録を残すこととなった。その集大成ともいえる最終回では、AパートとBパートの間にCMを挟まず一気にEDまで放送し、変身後の主役ヒーローが一切登場せず、戦闘パートが無い内容だったことが賛否を呼んだ。
本作以降、ジャンクション(放送開始直前に挿入される映像)が頻繁に変更されるようになった。また、提供テロップのナレーションは出演者が交代で担当している(これを踏襲したのは2008年現在『仮面ライダー響鬼』のみ)。ジャン役のセルジュ・ヴァシロフが担当した際は、セルジュが日本語に不慣れなため言い方がたどたどしくなっているが、これが一部で「オダギリがふざけている」と勘違いされ、オダギリが友人から注意されたという逸話もある。
従来のシリーズとは異なり、ナレーションは次回予告と総集編のみに留まった。『仮面ライダーアギト』以降、ナレーションの比重はさらに軽くなる傾向にあり、ナレーションがないわけではないが、ジャンクションや次回予告のみナレーションが入るケースが多い。
制作エピソード
仮面ライダーのテレビシリーズ再開は1996年頃から企画が進められており、当初は当時ウルトラマンシリーズを放映していた毎日放送土曜6時台での放送を目指していた時期もあった。この頃の企画タイトルの一つに『仮面ライダーガイア』があり、『ウルトラマンガイア』と競合したと言われている。なお後に発表された『仮面ライダーEVE-MASKED RIDER GAIA-』の元となった石ノ森の遺稿とは異なる模様。
しかし毎日放送での製作は実現に至らず、その後テレビ朝日で放送中だった前番組『燃えろ!!ロボコン』が縁でキー局をテレビ朝日に変更することとなった。
追い風となったのは『せがた三四郎』である。初代仮面ライダーを演じた藤岡弘、が演じる同キャラクターは仮面ライダーの人気を盛り上げた[1]。
鈴木武幸によるとこうした盛り上がりが本作の誕生につながったとのこと[2]。
制作には従来の作品以上に期間を設け、極力ご都合主義・設定破綻を避けるため主に脚本作りに時間を掛けていた。そのため本来の納品期限が遅れることが重なり、制作会社・テレビ局は非常に切迫した状況での制作・放送が続いた(スケジュール確保の為、総集編が3回放送されている)。制作指揮を執っていた東映プロデューサー高寺成紀は、上層部から体制の見直しを提言されていたが決して譲らず、急遽協力する事となった脚本の井上敏樹の尽力もあり先述の制作体制は一貫された。
一方でリアリティ重視の路線を進んだ結果、設定や描写に生々しい、あるいは過激な表現が盛り込まれているという意見もあり、純粋な子供向けのヒーロー番組を望む親を中心に放送局へクレームが多く寄せられるなど物議を醸した。このことから、後半は『被害者を搬送中に救急隊員が怪人の毒による二次災害にあった』という報告、『未確認生命体が出たので新幹線が運休する』というアナウンスなど間接的な表現でグロンギの恐怖を示す演出がなされた。当時は「日本版Xファイル」を目指して制作された。
主演のオダギリジョーは2005年に雑誌『ピクトアップ』34号のインタビューで、強い抵抗感のある特撮ヒーロー作品への出演を悩んでいた自分に対して、東映側のプロデューサー(高寺)から「子供番組のイメージを無視した新しい番組を作りたい。一緒に壊そう」という言葉で説得された、と語っている(オダギリジョーの項目も参照)。主役に選ばれた後、「仮面ライダーを見たことがなかったので藤岡さんのライダーをビデオで見た」が「これは俺には出来ない」と思いプロデューサーに断りを入れたが、この時も「当時と違う、藤岡さんとは違う形だから」と説得されたと語っている。
劇中の時間の経過は緻密に計算され、シーンが変わるごとに劇中の時間と場所を表示する形式になっている。これにより、劇中の描写と時間の経過は全て整合性が取れたものになっているが、その反面、バスや電車が登場するエピソードでは、劇中の時間を現実の時刻表に合わせるため分単位での時間調整が必要になるなど、苦労も多かったという。
全編がHDTV (HD1080/60i) で撮影されており、当時としては異例の16:9の画面比率で放映された。ただし、当時は撮影のみがハイビジョンで行われ、ポストプロダクション・完パケ・本放送はSDTVで行われた。このシステムの問題を解決するため、以降のシリーズは画面比率を踏襲しつつ独自の撮影方式で作られ、撮影・ポストプロ・完パケ・放映までの本格的なハイビジョン対応は『仮面ライダー響鬼』から始まることとなる。
スタッフ
高寺プロデューサーと付き合いが長いということで荒川稔久(平成ライダー唯一の参加)が前番組から続投、メインライターに。そして前述の通り井上敏樹がサブとして参加。
演出陣は石田秀範が初のメイン監督を担当。またサブとして戦隊サイドにいた渡辺勝也、長石多可男といった高寺プロデューサー縁の演出家が集結している。因みに当時の雑誌インタビューによると、当初本作は石田がメインを務める予定ではなく、急遽パイロットを任されることになったそうである。その皺寄せがあり余程のハードスケジュールがたたったのか撮影中に倒れ、パイロット作品ではチーフ助監督の鈴村展弘が演出を代行した箇所もあるという。
オートバイスタント
本作ではオートバイスタントにトライアル元全日本チャンピオンの成田匠が参加。旧シリーズでは室町レーシングやスリーチェイスなどのカースタントチームが参加していたが、「本物のオートバイ競技のアクションを取り入れたらどうか」とのスタッフの意向で成田に打診された。トライアルのアクションを取り入れる動きは『仮面ライダーストロンガー』の時にも試みられたが、事故で断念されており、25年ぶりの試みとなった。
車種の選定も成田によって行われ、初のスペイン車によるライダーマシンが完成した(車種の詳細は後述)。成田の初登場となる第4話では様々な段差や障害物を越えて縦横無尽に駆け回る姿が描かれ、従来のアクションとは違うことが強調された。その後も第12・20・46話などでウィリーによる「前輪パンチ」やジャックナイフによる「後輪キック」など、トライアル技の応用によるダイナミックなアクションが展開された。また、第29-31話で、成田匠の弟の成田亮がバダーを演じた(バギブソンはトライチェイサーと同じパンペーラを使用)。2人のプロ選手による湘南海岸での戦いは多くのトライアル技術が披露され、従来描かれていたオートバイ戦(土煙を上げて交錯するうちに敵が倒れていく)とは全く違った画面が出来上がった(なお、第27・28話のバダーはスタントチームが演じ、バギブソンはスズキDR250Sを改造して使われた)。
キャスティング
本作がそれまでの特撮作品と一線を画す一因にキャスティングがある。 主人公を支えるメインキャストの葛山信吾、村田和美はすでにタレントとしてある程度名が知られており、またベテラン勢でも水島かおり、きたろう、井上高志といった一般ドラマでお馴染みの顔を揃えた。こうした背景がそれまでマイナー視されていた特撮というジャンルの発展に大きく貢献した。
これに本作が実質出世作となる、主人公の五代を演じるオダギリ・ジョーの好演が加わり、オダギリと一条を演じる葛山の人気は男性アイドル雑誌にも露出するなど異例の注目を集め、「イケメンヒーロー」と呼ばれる従来の特撮に興味がない層を新たに取り込んだムーブメントを生み出した。
映画化への活動
『仮面ライダーアギト』以降の作品で劇場版が連年制作される中、『ウルトラマンティガ』のように番組終了数年後に完全新作映画として帰ってくることを望むクウガファンも当時多く存在し、TVシリーズ放映当時から署名サイトが開設されるなど、本作の映画化に向けた活発な署名・要望活動が行われた。これに対し、番組終了後に発売された『超全集』最終巻でオダギリ・高寺から映画化の約束のコメントが載るなど、当初はスタッフ・キャストも映画化に前向きな姿勢を見せていた。
しかし数年が経過しても公式に進展は無く、後年高寺も雑誌などでTVシリーズで完成しきった物語に続編を作ることの困難さなど、映画化に対する消極的なコメントを出しており、次第に映画化へ向けた動きは沈静化していった。そして2006年6月1日付で、高寺により映画化に至らなかった謝罪メッセージが公式サイトに掲載された。
登場人物
主に登場する人物
五代雄介(ごだい ゆうすけ)
25歳。1975年3月18日生まれ、O型。北海道生まれの神奈川県山北町育ち。世界を旅する冒険家。笑顔とサムズアップがトレードマーク。未確認生物と遭遇した際、遺跡で発見されたベルトを何かに導かれるように装着したことで、クウガへの変身能力を持つようになる。初対面の人には「夢を追う男・○○○○(その時点で持っている技の数)の技を持つ男」と書かれた自作の名刺を手渡す。また、サムズアップが癖(決めポーズ)となっている。両親を亡くしており、現在は喫茶店ポレポレに居候している。一見すると飄々とした能天気な性格で、桜子のいる研究室を訪れるためにビルクライミングで学舎の壁を登るなど変わり者のところもあるが、実際は強い意志と深い優しさを内に秘めている。
父は戦場カメラマンで、アフガニスタンで亡くなっている。父の訃報に接した時、恩師である神崎の言葉に感銘を受け、「2000年までに2000の技を持つ」と約束。1番目の技は笑顔。クウガへの変身が2000番目の技になった。リントの「戦士クウガ」を示す文字が気に入ったのか、自分のシャツやバイクなどにマークをプリントしたり、マークを入れたベルトのバックルを自作したりしたこともある。
たとえ人を守るためとはいえ、拳を振るうことを「いい気持ちはしない」と嫌う。そしてその想いは劇中度々描かれ、最後の戦いでその最たるものが見られる。
一条 薫(いちじょう かおる)
26歳。1974年4月18日生まれ、AB型。名古屋市出身。長野県警警備課に所属する刑事で、クウガの正体を知る人物の一人。長野県九郎ヶ岳の遺跡発掘現場で起きた大量殺人事件を追ううちに未確認生命体に遭遇し、広域指定された同種の事件を集中的に扱う未確認生命体合同捜査本部(警視庁に設置)に派遣される。射撃の名手でもあり高性能ライフルやコルト・パイソンなどを使いこなす。雄介とは対照的に堅い性格で、民間人である雄介を戦いに巻き込むまいとしていたが、独断でトライチェイサーを渡すなど、戦いを通じて強い友情で結ばれる。
めったに笑わない性格で、たまに笑みをこぼすと周りから驚かれる。
父親も警察官で、自分の誕生日に水害から市民を救って殉職している。そのため、誕生日のプレゼントは受け取らないことにしている。母親は看護師で、名古屋市内の病院で婦長を務めている(自身、母相手に名古屋弁で喋るシーンもある)。
ラ・バルバ・デとはシリーズ初期から因縁があった(実際に彼女と対面した人間は彼のみである)が、最終回近くで強化型神経断裂弾を使い、自らの手でついに倒した。
雄介と同じく責任感が非常に強く未確認生命体との戦いで何度も大怪我をしながらもそれを押して現場へと赴く。未確認生命体殲滅後は長野県警に戻った。
沢渡桜子(さわたり さくらこ)
23歳。1976年10月30日生まれ、B型。群馬県出身。城南大学の大学院生(修士課程)。考古学研究室で古代文字の研究をしており、リント文字の解読に当たる。雄介とは大学時代からの友人で、クウガとして戦う彼をバックアップするが、内心ではかなり心配している。徹夜が趣味で、コーヒーはブラック派。ポレポレを手伝うこともある。
五代みのり(ごだい みのり)
22歳。1977年9月4日生まれ、O型。雄介の妹であり、4号の正体を知っている。わかば保育園で保育士をしており、ポレポレを手伝うこともある。決して自分を裏切らなかった兄を心から信頼している。兄曰く「起きてても眠そう」(直後に「お兄ちゃんだってそうじゃん」と切り返している)。
椿 秀一(つばき しゅういち)
26歳。関東医大病院に勤める司法解剖専門医師で、一条の高校時代の同級生で、彼から4号の正体を知らされる。雄介の身体の検査やクウガの能力開発にも協力し、「世界でたった一人の掛かりつけ」を自認する。稲森麗子という女性と交際していたが、約束がある時に限って一条からの依頼が来るため疎遠になってしまい、ついには振られてしまった。以降は桜子にも好意を寄せ、紅茶に砂糖を入れないと言って話を合わせたりしている。
初期では雄介の身体を「解剖してじっくり調べてみたい」と言うなどマッドサイエンティストのような発言もあるが、雄介がグロンギと同様の存在になってしまう可能性について当初から懸念を抱き、警告を繰り返している。また、未確認生命体に殺害された被害者の検死も行ううちに、医師としての立場から、理不尽な形で人間の命を奪う彼らに激しい憎悪と嫌悪感を示す。
榎田ひかり(えのきだ ひかり)
34歳。科学警察研究所の責任者。ゴウラムの研究を行う際、一条から4号の正体を聞かされる。未確認生命体の研究および対未確認生命体用装備の開発を行う。職務には熱心だが、そのために離婚された過去があり、引き取った息子の授業参観に間に合わないなど、母親としての責任との板挟みになっている。未確認生命体に対抗するため特殊ガス弾やマーキング弾を開発し、終盤では未確認生命体をも殺害する威力を持った神経断裂弾を完成させた。
飾 玉三郎(かざり たまさぶろう)
44歳。1955年6月9日生まれ、A型。喫茶ポレポレのマスター、通称おやっさん。雄介の父は古くからの友人であり、先輩でもある。みのりのことを「みのりっち」と呼ぶ。未確認生命体第4号に関する記事を熱心にスクラップしていたが、雄介自身は特に隠していないにも関わらず終盤まで第4号の正体に全く気付いていなかった。毎度下らないギャグを飛ばしては姪の奈々に呆れられている。本名は最終回で明かされた。
朝日奈奈々(あさひな なな)
17歳。京都府出身。おやっさんの姪。女優を目指して上京し、勉強の傍らポレポレを手伝う。ポレポレで出会った雄介に一目惚れし、「五代雄介ファンクラブ会員1号」を自称するも、おやっさんと同様に未確認生命体第4号の正体には全く気付いていない。芝居の先生をメ・ガルメ・レに殺される。
ジャン・ミッシェル・ソレル
27歳。城南大学に留学しているアメリカ人大学院生。桜子と同じく考古学研究室に籍を置き、発掘を専門に行う。好奇心から心にもないことを口走るくせがあり、それが問題に発展するなや責任を感じることがある。ゴウラムの研究に携わってるうちに榎田に好意を抱くようになる。福梅の梅干しが大好物(本人曰く「それがないとご飯が食べられない」)。
松倉貞雄(まつくら さだお)
57歳。警視庁警備部長で、未確認生命体合同捜査本部の設置に伴い本部長を兼ねる。当初は未確認生命体第4号=クウガを仲間と見なすことに慎重だったが、クウガのその後の行動を見極め、また一条の説得もありクウガを受け入れる。一条や杉田のために第6話では高性能ライフル、第7話では6インチのコルト・パイソンを支給し、第33話ではクウガとの協力姿勢を取る合同捜査本部に圧力を掛けてきた上層部の説得に当たった。
杉田守道(すぎた もりみち)
37歳。警視庁捜査一課の刑事。一児(娘:葉月)の父。当初は第4号=クウガを未確認の同種と思い射殺しようとするが、ズ・メビオ・ダに殺されそうになったところを彼に助けられ、以後彼を仲間だと認める。その後未確認生命体合同捜査本部に転属。中盤にて一条から第4号の正体が雄介であると知らされており、その後、雄介に対して銃撃したことを謝っている。
名前の由来は杉下茂に高木守道。
桜井 剛(さくらい ごう)
26歳。警視庁捜査一課の刑事。未確認生命体合同捜査本部の一員。杉田と同じく当初はクウガを敵だと思っていたが、後に仲間だと認める。パンが大好物で朝からロールパンを大量に食べる。一度SAT狙撃班の指揮をしていた。また、クウガが何色(フォーム)で未確認生命体を倒しているかを色付きシールで手帳に記録しており、それがゲゲルのルールを見抜くヒントになったこともある。
笹山望見(ささやま のぞみ)
21歳。未確認生命体合同捜査本部の婦人警官。本部から通信(未確認生命体の行動、爆破ポイントの指示など)を送るのが主な役目。初期は警察官とは思えないミーハーな性格だったが、次第にまじめな性格になる。一条に好意を持つあまり、訪ねてきたみのりの事を一条の恋人だと勘違いしたことがある。父は警察官だったが病死している。
夏目実加(なつめ みか)
14歳。長野県九郎ヶ岳遺跡で未確認生命体第0号(ダグバ)に殺された夏目教授の娘。当初は誰も父の死の原因を調べてくれないことに絶望し、自殺を試みるまでに追い詰められていたが雄介の励ましで立ち直り、父の死を明らかにするためジャンの発掘チームに参加した。未確認生命体撲滅後、高校に入学。14号が出現した際、雄介が変身する場面に居合わせたため、4号の正体を認識している。
神崎昭二(かんざき しょうじ)
52歳。五代兄妹の小学校(神奈川県山北町にあった立花小学校)時代の恩師。現在は栃木県内の風早小学校に勤務。雄介の人生観に大きな影響を与えている。父親の訃報に接した雄介に、サムズアップを教えたのも彼である。子供たちの気質の変化から辞職を考えていたが、雄介との約束を思い出し、閉校した立花小学校の跡地で雄介との再会を果たしたことで、自信を取り戻す。雄介の正体(2000番目の技:クウガ)を知っている。
名前の「昭二」は、読み方こそ違うものの小林昭二(こばやし あきじ)から。
蝶野潤一(ちょうの じゅんいち)
中盤より登場した青年。当初はその経緯により、未確認生命体を敬愛し自身も彼らを真似てタトゥーをしていた。しかしメ・ビラン・ギに惨殺された遺体を椿に見せられ、さらにそのビランに襲われた事により考えを改める。その後、新しい自分の道を切り開いたようであり、最終話ではその決意の表れとして椿の元に、それまでの自分の象徴だった「ある物」を送る。